ごあいさつ

1923年9月、関東大震災からの復興を願い、『べニア商会』として合板販売を開始したのが、当社の出発点であります。
その後、社名を日本べニア株式会社とし、幾多の激動の時代を経て、2002年、丸長産業株式会社と合併し、株式会社ジューテックが誕生しました。

そして2023年。おかげさまで創業100周年を迎えました。
これまでの長い年月を支えてくださった皆様に心から感謝申し上げます。

さて、当社はこの創業100周年を新たなる創業元年として捉え、あらためて自社の存在意義や企業理念を見直し、『住観』という新たな言葉を生み出しました。
『住観』とは、「住」を起点としながらも、更にそこから広がる一人ひとりの住まい方や暮らし方を踏まえた生き方そのものの価値観を意味します。
そして多様な『住観』に寄り添いながら、環境配慮商品のさらなる浸透やサステナビリティへの取組みを推進し、より豊かな暮らしの実現に貢献してまいります。

当社に関わるすべての皆様に、次代に向けた4つの約束をさせていただきます。

1.事業を通じ、住宅産業の活性化に貢献します。
耐震、断熱、省エネ、脱炭素など、様々な社会課題を解決する。そんな基本性能を有した住宅の普及を支援し、ひいては資産価値の高い優良なストックづくりに貢献します。

2.ライフスタイルの変化に寄り添う住まいの実現に貢献します。
基本性能の向上だけなく、豊かさを味わえる「ウェルビーイングな暮らしを彩る商材」のご提案や、新築・リフォームのみならず、戸建てやマンションのリノベーション、再販などの成長領域への取組みも強化します。

3.より信頼される会社を目指し、進化し続けます。
コンプライアンス、サステナビリティを重視し、安定的かつ持続的な成長を実現する「良い会社」となるよう、ガバナンス強化に努力を続けます。

4.人財育成に力を注ぎ続けます。
当社の最大の資本は「人」です。社員の成長の総和=会社の成長という基本の考え方を堅持し続け、社員一人ひとりの成長に寄り添います。

最後に、SDGs17の目標は、世界的な社会課題であり、その多くは当社の事業継続の課題でもあります。
「社会課題を解決しながら収益を生む」という言葉を旗印に、「何の仕事をしているの?」と尋ねられたら、「"社会課題解決業"です。」と誇りをもって答えられる、そんな会社になることが私の想いです。

代表取締役社長 花上稔
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